シミやニキビ対策に効果的な栄養素、ビタミンC!積極的に摂っている男性もいるのではないでしょうか。ただ、毎日摂取しようとすると相応の費用がかかってしまいます。サプリメント、栄養ドリンク、化粧品、食物…。どのような摂り方が一番コストパフォーマンスがいいのでしょうか?調べたところ、飲食の場合はサスープリメント、肌への塗り付の場合は化粧水着・クリーム・洗い顔料等が一番コスパ的に良いとか判明しましたん!なぜ上記の摂り方が良いのか、他の方法と比較し詳しく紹介していきます。
ビタミンCが肌に与える4つの効能
美容に役立つビタミンCには、以下の4つの効果があるとされています。
①白く美しい肌を作る
肌の色を黒くするメラニン色素に作用する事でシミの発生を予防し、既にあるシミを元に戻します。抑制と無色化、2つに作用するのがポイントです。
②ニキビの予防・改善
ビタミンCには毛穴の開きや皮脂の分泌を整えます。皮脂の過剰分泌はホルモンの過剰な生成が原因の一つとされ、これを抑制することで皮脂汚れによるニキビの予防ができ清潔な状態をずっとます。
③シワやたるみの予防
ビタミンCにはコラーゲンを増加させる作用があります。コラーゲンは皮膚に対してハリと弾力を与えるため健康的な肌作りには不可欠です。そんなコラーゲンの体内での生成を増加させることでシワやたるみを防ぎます。
④紫外線ダメージの軽減
紫外線を浴びると皮膚に活性酸素が発生します。これが肌へのダメージとなりシミやそばかすを発生させるのです。ビタミンCの抗酸化作用は、活性酸素を除去し細胞やDNAの酸化を防ぐのに有効です。
肌をきれいにするためにビタミンCは一日どれくらい必要?
そもそも肌をきれいにするために必要なビタミンCの量はどれくらいなのでしょうか。厚生労働省が定め「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、日本人のビタミンCの食事摂取基準は一日100㎎となっています。ただし、これはあくまでも健康維持のためです。肌をきれいにするために必要な量はいくらなのでしょうか。ここに関しては各機関の意見が分かれていて、摂取基準の100㎎を支持する意見もあれば1000㎎、2000㎎以上を推奨する意見もあります。唯一共通している意見としては「ビタミンCは不足しがち!」ということ。なぜなら、
- ビタミンCは不安定な物質で食事として調理される過程で壊れやすい
- 数時間で尿として体外に排出される
- 体調や環境によってビタミンCの消費量が変わる
他にも、ビタミンCの身体の安全を確認できる許容上限量は2000㎎という研究報告や栄養規格食品の規格基準として1000㎎が上限とされていること。また、1000すべて以上摂取すると吸収率が50%以下になる研究結果に、 1000㎎のビタミンCを一度ではなく一日に2〜3回に分けて摂取した方が効果的とする研究報告。これらすべてを総合的に考えた結果、肌をきれいに保つためには「一日全体で100〜1000㎎のビタミンCを2〜3回に分けて摂取する。」この摂取方法が現状では一番効果的だと考え今回、この記事では「300㎎のビタミンCを朝昼晩の3回に分けて摂取する。」を肌にとって一番良い摂取方法の基準と定めていきます。また、この基準は飲食での摂取を基準としたデータを根拠に設定しているので「ビタミンCを含む美容品を肌へ塗る」という場合の基準としては不十分かもしれません。今回、肌での摂取の場合の明確な実験データ・根拠が別途なかったため、上の基準を元に「一日で複数回肌へ塗付する。」を肌への塗付での摂取方法として考えていきます。
ビタミンCを摂取する方法は主に3つ!
ビタミンCを摂取する方法はいくつかあります。
- 飲食によって摂取する
- 美容品を肌に塗付する
- 医療用の点滴や薬剤を利用する
1はビタミンCが多く含まれる野菜や果物を積極的に食べたり専用のサプリメントやドリンクを飲むことが挙げられます。2は中にビタミンCが含まれている化粧水やローションなどを日常的に3は医師から処方される医薬品の中でも、高濃度のビタミンCで構成されている点滴やビタミン複合剤を利用することです。
飲食での摂取で一番コスパがいい方法は?
飲食でビタミンCを摂る場合、候補となるものは以下の5つ。
- 果物・野菜
- おやつ(のど飴・グミ・タブレット等)
- 青汁・野菜ジュース・果物ジュース
- サプリメント
- 栄養ドリンク
この中で一番コスパがいい方法はどれなのでしょうか。購入費に対して含まれるビタミンCの量で各候補のコスパを比較してみましょう!
1.果物・野菜
果物・野菜は普段の食事にビタミンCが多く含まれる野菜を取り入れる事で実践できます。ビタミン・が多く含まれている野菜は赤(青)ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、れんこん、干し柿、レモンキウイフルーツ、いちご等々。一番多く含まれる赤ピーマンの100gあたりのビタミンC含有量は170mgほど。値段は100gで一袋250円ぐらいでしょう。そう考えると、定めたビタミンC摂取基準を満たすのは大変です。摂取基準のビタミンCを一日で摂てるには合計540グラムの赤ピーマンを食べる必要があります。 1 回300㎎のビタミンCをとるなら赤ピーマン180グラム。一日当たり合計の費用は1350円かかりんます。他の食物でビタミンCを摂るとしても食材だけで賄うのは現実的ではなさそうですね。
2.おやつ(のど飴・グミ・タブレット等)
スーパーのお菓子売り場で並んでいるおやつの中からビタミンCが多く含まれるおやつを探した場合、候補となったのは以下の三つです。
- 明治ハイレモン
- ノーベルVC-3000のど飴
- かむかむかむかむレモン
どれももサプリメントではなくおやつとして買える値段の商品です。
「明治ハイレモン」
「明治ハイレモン」はポリポリ噛んで食べるタブレット菓子。すっきりとした甘味とレモンの風味が特徴でとても食べやすいです。一箱当たり18粒含まれていてビタミンCの量は約1000㎎。一日のビタミンC摂取基準を満たすには1箱で十分ですね。しかも、タブレットなので分けて取ることも簡単。1回300㎎のビタミンCを摂りたいなら6粒食べれば完了です。費用も一日1箱当たり120円ぐらいです。食べやすさも加味すれば、ビタミンC摂取方法として申し分ないですね。
ノーベルVC-3000のど飴
「ノーベルVC-3000のど飴」はCMでもよく見る黄色いのど飴。一袋90gでビタミンCの量は3000㎎。飴一粒のビタミンC量は140㎎です。7〜8個で一日のビタミンC摂取基準を満たすことができます。 1 回300㎎のビタミンCを摂るなら3個です。費用は一袋90グラムで200円とか考えてるとか一日当てかたりん約70円。ビタミンB1、B2も含まれているので合わせて摂取できるのもいいですね。
かむかむかむかむレモン
「かむかむかむかむレモン」は噛み応えあるチューイングキャンデー。一袋30gのパックだとビタミンCの量は2400㎎。一粒当たりだと200㎎です。5粒で一日の摂取基準のビタミンCを摂取できます。 1 回300㎎のビタミンCを摂る場合は2γはです。費用は一袋30グラムで120円ほど。一日当たり13グラムで約52円。食べ応えがあるグミなので小腹がすいたときに良いですね。
3.青汁・野菜ジュース・果物ジュース
コンビニやスーパーで売っている青汁・野菜ジュースの中から選びます。ここで対象にするのは、一般的な紙パックやペットボトルの商品です。候補としたのは以下の3つです。
- 伊藤園ごくごく飲める毎日1杯の青汁
- 伊藤園ビタミン野菜
- ニチレイアセロラドリンク
3つとも全国のコンビニ・スーパーに置いている商品です。
伊藤園ごくごく飲める毎日1杯の青汁
「伊藤園ごくごく飲める毎日1杯の青汁」はペットボトル型の青汁です。栄養機能食品としての基準を満たしています。1本280ml当たりのビタミン C量は30〜160mg。一日の摂取基準値ビタミンCを摂るには約1600ミリリットル飲む必要があります。 1 回300㎎のビタミンCを摂るには約530ミリリットル。280ミリリットルのペットボトルは120円ほどなので、一日分で約700円です。ビタミンC以外の栄養もあるので健康維持のため飲むならまだしも、青汁だけで一日のビタミンC摂取基準を満たすのは厳しいですね。
伊藤園ビタミン野菜
「伊藤園 ビタミン野菜」は栄養機能食品に認定されている紙パックの野菜ジュースです。 1パック200ml当たりのビタミンC量は1000㎎。
1パックで一日の摂取基準のビタミンCを摂ることができます。
一回300㎎のビタミンCを摂るなら約70ml程度です。
一つ100円程度で購入できます。 一つで一日に必要な量を摂ることができるのは魅力的ですが、 分けてビタミンCを摂りたい場合は不便ですね。
ニチレイ アセロラドリンク
「ニチレイ アセロラドリンク」はビタミンCが 豊富に含まれた果物であるアセロラをベースに作られた果実ジュースです。 1杯200mlに含まれるビタミンC量は100~260mg。 260㎎を基準にするならば、
一日当たり700mlで一日に必要なビタミンCを摂取できます。
一回分のビタミンCを摂るなら約230mlほどです。 330円の900mlの商品を例としたら
一日分摂取するなら約260円です。
4.サプリメント
次はビタミンC補給を目的としたサプリメントです。 他の方法と比べて多量のビタミンCを簡単に摂取できます。 今回は
「DHC ビタミンC(ハードカプセル)」を元に参考にします。 30日分およそ250円です。
一日2粒飲めば1000㎎のビタミンCが摂取できます。
一日二回に分けて一粒ずつ飲むのが良いでしょう。
一日分飲むのに必要な費用は9円です。 圧倒的にコストパフォーマンスがいいですね。
5.栄養ドリンク
最後は栄養ドリンクです。小さいガラス瓶で売られている商品を対象にします。今回取り上げるのは「ハウスウェルネスフーズC1000ビタミンレモン」です。140mlの瓶で120円、一本で1000㎎のビタミンCが含まれないれています。一本で一日に必要なビタミンCを摂取できます。一回分300㎎のビタミンCを摂るなら50mlです。一日分摂取にかかる費用は120円。ドリンクなので一日複数回に分けて飲むには向きませんね。
飲食での摂取で一番コスパがいいのはサプリメント!
ビタミンCを効率よくそして安く摂取するならサプリメントが一番です。一日にかかる費用は9円。朝夜の二回に分けて1粒ずつ飲めば完了です。「300㎎のビタミンCを朝昼晩の3回に分けて摂取する」の基準を守るなら朝昼晩に一粒ずつ飲めばOKです。それでも費用は15円ほどと、コスパに優れています。しかし、一日に消費するビタミンC量は変化するので疲れた日やストレスの多い日は他のビタミンC商品を補助で摂取してください!
肌への塗付による摂取で一番コスパがいい方法は?
次に考えるのはビタミンCが含まれている美容品を直接肌に塗る場合です。日常のスキンケアに加えて習慣的に行うことができます。
ビタミンCを肌に塗る理由
本来食物で摂取できるビタミンCを化粧品で摂取することで必要な場所にビタミンCを届けられます。実は、食物として摂取するだけだと肌以外の部分にせっかくのビタミンCが使われてしまいます。故に、スキンケアを目的とするならば、肌に直接塗ることでビタミンCの効果を高めることができます。また肌への塗付は、ビタミンCの効能を安定して長く保つ効果もあります。
肌の奥で働く!ビタミンC誘導体
自然のビタミンCは実は不安定な物質です。空気に触れると早く酸化が始まり、水溶性で効能を失ってしまいます。そこで、ビタミンC誘導体という物質が免ります。ビタミンC誘導体は、本来のビタミンCの構造の一部を変えた物質でより皮膚に吸収されやすくなっています。ビタミンCのままでは肌の角質層を透過することができませんが、ビタミンC誘導体は透過し肌深くの層、基底層に到達しメラニン色素の近くでビタミンCに変化します。そこに長時間残留することで効果的に作用するのです。
ビタミンCを肌に届ける方法一覧!
ビタミンCを肌に塗る方法として次の4つを挙げています。
- 化粧水/美容液/ローション
- クリーム/ジェル
- 洗顔料
- フェイスマスク/化粧シート
1.化粧水/美容液/ローション
肌に直接的に塗るなら美容液や化粧水がオススメです。 ビタミンCを摂取するだめでなく日常的なスキンケアも兼ねて行えるため一石二鳥! 今回取り上げるのは、
「ロート メラノCC 薬用しみ・ニキビ 集中対策 Wビタミン浸透美容液 」です。 口コミも高く値段も安いビタミンCを含んだ薬用美容液です。 メラノCCには化粧水やクリームもシリーズで販売しているので、合わせて使用するのがオススメ! 1回4~5滴を朝晩に二回使用した場合、
3か月間使用できます。 お値段は20mlで1000円。
一日当たり約12円です。
2.クリーム/ジェル
化粧水と同様、ビタミンCを含んだクリームもオススメです。 今回おすすめしたいのは
「ロート メンソレータムメディカルビタミンクリーム」です。 このクリームは身体のどこにでも使うことができます。 使用する際は、ビタミンのつぶつぶが消えるまで塗りこむとより効果的です。 145gで1400円ほどで販売しています。 1回0.5g、一日で2回1g使用すると考えた場合、
145日間使用できます。 価格は
一日当たり10円ほどです。
3.洗顔料
洗顔でもビタミンCを摂取することができます。毎日、朝晩共に顔を洗う方ならビタミンCを含んだ洗顔料を使用するのがおすすめです。とはいえ、ビタミンCを含んでいる洗顔料はそこ多くは価格が高いものばかりですが、一番コスパが良かったものは「ロートメラノCC酵素ムース泡洗顔」です。価格は150gで900円ほど。一回1g、朝晩二回2g使用すると考えた場合、75日間使うことができます。価格は一日で12円ほどです。
4.フェイスマスク/化粧シート
フェイスマスクや化粧シートを使用する場合でも、ビタミンC摂取ができます。フェイスマスクなどは商品によって価格がピンからキリまであるので、ここでは一番コストパフォーマンスのいい商品の一つである「KOSEクリアターンエッセンスマスク(ビタミンC)」を紹介します。医薬部外品で無香料・無着色・無鉱物油・ノンアルコール、肌に優しくじっくりと奥深くまでビタミンCを浸透させることができます。30枚フェイスマスクを一日一回使用すると考えた場合、30日間利用でき、一日で26円ほどの費用です。
肌への塗付のコスパはどれもあまり変わらない!
フェイスマスク/化粧シートを除いて、だいたい10円ほどで毎日摂取できます。なので、自分の好みに合ったものを選べばよいでしょう。他の美容品と組み合わせながら、一日分のビタミンCを摂取できるようなスキンケアを心掛けましょう。
食べるのと肌に塗るどっちがいいの?
飲食で摂取するのと肌へ塗付するのでは、結局どっちをやればいいのでしょうか。理想としてはどちらもやったほうが良いです。飲食での摂取のみですと、直接肌に届くわけではないのでかへいって肌への塗付のみですと、ビタミンCは体中で様々な用途で使われ心身の調子で一日の消費量が変化するためビタミンCそうなれば、肌の健康を害し肌荒れを起こす原因になります。ゆえに、飲食での摂取、肌への塗付、どちらも行うことでビタミンCの効果がよく表れるでしょう。
医療用の点滴や薬剤を利用するには?
医療用の点滴や薬剤を利用するには、医師からの処方箋が必要です。例えば、肌荒れや皮膚のトラブルがひどい場合、医師の診察後に薬を処方してもらえます。その際にビタミンCを多く含んだ点滴やビタミンCを含んだ薬剤を摂取することができます。ですので、日常的に医療用の点滴や薬剤を利用する事はできません。もし、肌荒れがひどく自主的にスキンケアをしても効果が薄い場合は病院で医師に相談してみるのも一つの方法ですよ!
自分に合った方法でビタミンCを摂取しよう!
ビタミンCは肌の健康を保つのに一定の効果があり、一日複数回分けて摂取するのがもっとも効果的です。飲食の場合はサプリメント、肌への塗付の場合は化粧水やクリーム、洗顔料などから摂取するのがオススメです。一番自分に合った方法を選び、ビタミンCで健康的な肌を実現させましょう!