『スキンケアをしすぎると肌が荒れる』『正しいスキンケアの順番って?』
などなどスキンケアについて疑問を持つ方も多いでしょう。今回は、スキンケアをしすぎるとどうなるかについて紹介します。正しいスキンケアの方法も紹介しているのでチェックしてみてください。
スキンケアをしすぎると良くない?
スキンケアは、本来、肌の調子を整えたり、肌を美しくしたりとメリットが多いもので、スキンケアは日常生活に欠かせないものです。では、スキンケアのしすぎによってどのようなデメリットがあるのでしょうか。ここからは、日常でおこりえる様々なスキンケアのしすぎについてみていきましょう。
スキンケアのしすぎのパターン5選
早速、日常的に起こり得るスキンケアのしすぎのパターンをいくつかみていきます。クレンジングや化粧水など、意外と
使い方によっては落とし穴があるので、ぜひチェックしてみてください!
クレンジングのしすぎ
クレンジングは、化粧を落とすためのものなので、強い洗浄力があります。クレンジングを何度も使うと、化粧だけでなく、顔に必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。
特に乾燥肌のかたは、もともと顔の皮脂量が少ない傾向にあるので、クレンジングを何度も使うとさらに乾燥してしまいかねません。適切な使用量を守りましょう。
洗顔のしすぎ
意外かもしれませんが、洗顔のしすぎは肌に悪影響を及ぼします。そもそも洗顔をする理由は、肌に溜まった余分な皮脂や汚れなどを取り除くことです。そのため、なんども洗顔すると、
余計皮脂を取り除いてしまったり、洗浄力の強い洗顔料であれば、
皮膚を傷つけてしまう可能性があります。実際、肌に合わない洗顔料を使ったことで、顔に炎症が出て、赤く腫れてしまったり、皮脂が足りなくなり、乾燥肌が悪化したなどの事例があります。
保湿のしすぎ
保湿をしすぎると肌にどのような悪影響があるのでしょうか。顔の肌はもともと、保湿するために、普段から皮脂を分泌しています。洗顔後はその皮脂をある程度洗い流してしまうので、保湿が必要になってきます。しかし、保湿をしすぎると今度は、もともと皮脂で保湿されていた以上の保湿をしてしまうことになります。そうすると、
ニキビができたり肌の機能が悪くなってしまう可能性があります。
フェイスパックの使いすぎ
パックの使いすぎは、肌に悪影響を及ぼします。フェイスパックは、あくまで
スペシャルケアとして使うべきです。フェイスパックには、多くの美容成分が含まれており、毎日使うと逆に
ニキビができやすくなったり、肌に炎症が出たりします。フェイスパックによって、使用時間や使用頻度が異なるので、そちらをチェックするようにしましょう。
収れん化粧水の使いすぎ
収れん化粧水とは、一般の化粧水とは違い、肌の毛穴を引き締める成分が入った化粧水になります。なので、普通の化粧水は保湿ができる一方、収れん化粧水は、保湿する目的で使うものではありません。収れん化粧水を使いすぎると、肌の毛穴を余分に引き締めてしまうので、
肌の乾燥や黒ずみが悪化してしまいます。
スキンケア以外にも肌を傷つけてしまうこと
肌を傷つけてしまうのは、スキンケアのしすぎだけではありません。顔の肌は人間の体の中でも特に敏感な部位なので、外的要因によって容易に傷ついてしまいます。そこで、ここでは、スキンケア以外で肌を傷つけてしまうことについて解説します。
甘いものを食べる
一度に大量の糖分を摂取すると余分な糖が体のタンパク質や脂質と結びついて、硬くなってしまいます。体内のタンパク質や脂質は、余分な糖と結び付くと、糖化生成物という物質を作って体内に溜め込んでしまいます。こうして肌の糖化が進むと、肌の弾力が失われ、たるみやシワの原因となるため、
見た目がどんどん衰えていきます。くれぐれも甘いものの食べ過ぎには注意しましょう。
遅くまで起きている
遅くまで起きていることも肌質を悪化させる要因の一つです。肌の細胞は、夜10時〜深夜2時までの間に再生される時間があります。ですので、この時間にしっかり休養を取っていなかった場合、肌の細胞の再生が妨げられ、
肌質が良いコンディションで保たれなくなります。
冷水で顔を洗う
冷水で顔を洗うと毛穴が引き締まるから良い!ということを聞いたことがある方も多いでしょう。しかし、冷水で顔を洗うことも、肌を傷つけてしまう要因になりかねません。そもそも冷水で肌が引き締まるのは、一時的なものです。遅くとも1時間程度で、冷水によって引き締まった肌は元の毛穴の大きさに戻っています。さらに、冷水で顔を洗うことで、毛穴が閉じるので、
洗顔料で毛穴の汚れが落ちなかったり、スキンケア用品が肌に浸透せず効果が薄くなったりします。冷水ではなく、30度前後のぬるま湯で洗顔するようにしましょう。
正しいスキンケアの方法を解説
ここからは、正しいスキンケアの方法を見ていきます。肌を傷つけないために、肌に優しいスキンケアをしてあげてください!
step1 クレンジングで優しく化粧を落とす
クレンジングを使うときは、たっぷり取って使いましょう。たっぷり取らないと、摩擦によって肌が荒れてしまう可能性があるからです。クレンジングを取った後は、優しくマッサージするように顔全体になじませていきます。
step2 洗顔で余分な皮脂や汚れを洗い流す
クレンジングし終わったら洗顔に入っていきます。洗顔するときは、洗顔料ごとに定められた分だけ取ります。洗顔料は、物によって洗浄力がとても強いものが存在するので、適量を守らなければ、肌を傷つけてしまう可能性があります。洗顔料を取ったら、優しく泡を転がすように洗っていきます。
step3 化粧水で美容成分を肌にプラスする
洗顔が終わり、優しくタオルで水気を拭き取った後は、化粧水で失われた水分を補っていきます。洗顔後は肌が乾燥しやすいため、なるべく早くに化粧水を使います。化粧水を取る量はメーカーによって異なりますが、およそ100円玉〜500円玉くらいの大きさで取ると適量です。
step4 乳液で肌を保湿する
化粧水で肌に水分を蓄えたら、次に乳液を使っていきます。乳液は、乾燥から肌を守るバリアのような役割を持ちます。化粧水の後に乳液を付けずに放っておくと、化粧水が蒸発して意味がなくなってしまうので、必ず乳液は付けましょう。乳液をつけるときは、顔全体になじませていきます。あまり付けすぎると保湿過剰になるので、注意しましょう。
スキンケアのしすぎには注意しましょう
スキンケアをしすぎると、肌への悪影響があることがわかりましたね。正しいスキンケアをすれば、肌質が整い、肌が綺麗になっていくので、ぜひ実践してみてください。